有恒クラブ・羊山亭の歴史
父盆地の南東側に位置する羊山(ひつじやま)公園。黒松や赤松、そして秋には錦に彩られる紅葉に囲まれたその静謐な一画に佇む『有恒クラブ』は、18,000平方メートルの敷地を擁し、鳥のさえずりは年間を通して絶えることがありません。

和26年、有恒クラブは秩父セメント株式会社(現太平洋セメント株式会社)の迎賓館「羊山有恒クラブ」として建築されました。明治の実業家渋沢栄一の薫陶を受けた初代社長諸井恒平は、『特に学問修養のできた人で無い限り、一般的に人間というものは、恒産がなければ心は常に動揺し、遂には悪の道に陥るものである。だから悪の道に赴く前に、恒産を持たせて恒心のある人間にすることが政治の要諦である』という孟子の言葉から『有恒』をその経営理念としました。当館の名前は、これに由来しています。

成の翌々年、昭和28年にはモダニズムをテ−マとした洋館を新築、また、平成元年には本館の建て替えが行われ、現在に至っています。
その間、昭和30年の昭和天皇秩父行幸の折の当館ご宿泊をはじめとし、
皇太子時代の今上天皇・皇后両陛下や多くの皇族方のご来臨を賜っています。

成19年7月に露天風呂、眺望風呂を増設した他、全館リニュア−ルを実施し、新たに旅館/割烹として再オープンの運びに成りました。これからも、すべてのお客様が歴史と静寂の中で、ごゆっくりとおくつろぎ戴けますよう、スタッフ一同皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

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